初号機&弐号機 環境構築 その1 インストール、sudo関連、yum関連

念の為断っておくが、「初号機」や「弐号機」ってのは、新世紀エヴァンゲリオン由来の呼び名だが、実はエヴァンゲリオンのことはよく知らない。(アメトーークや桜 稲垣早希のネタで見聞きしたことがあるレベル)

なんとなくいい感じの名付け方だったので採用した次第。

 

2台ともインストールしただけで止まっているので、初期設定作業をしていく。

参考サイト

 

1.パッケージの最新化

$ sudo yum -y update

2.SELinuxの無効化(手順だけ紹介)

$ sudo setenforce 0
$ sudo vi /etc/sysconfig/selinux
----
  #SELINUX=enforcing #コメントアウト
  SELINUX=disabled #追記
----
$ shotdown -r now #一旦再起動

$ getenforce
Disabled 
と表示されればOK

上記の手順で無効化しようと思ったが、今回はあえてSELinuxにも向き合ってみる。

この辺のサイト(https://eng-entrance.com/linux-selinux)も参考にしながらやってみる。

3.Firewallの停止(も手順だけ)

$ sudo systemctl stop firewalld
$ sudo systemctl disable firewalld

こちらも、あえてそのままで行く。(参考:https://qiita.com/kenjjiijjii/items/1057af2dddc34022b09e

4.sudo 設定

現状だと、一般ユーザーが無制限で su で root になれてしまうので、設定を変更。管理者グループ(=wheel)に属してるユーザだけが、su コマンドで root になれるように設定する。

$ sudo vi /etc/pam.d/su
----
  # Uncomment the following line to require a user to be in the "wheel" group.
  #auth           required        pam_wheel.so use_uid
    ↓
  auth required pam_wheel.so use_uid
----

下記が必要という情報もあったが、一般ユーザーは作ってないし、作ったとしても他のユーザーに su 出来る必要性も感じないので、スルーしておく。

echo "SU_WHEEL_ONLY yes" >> /etc/login.defs

 

5.セキュリティー関連のパッケージのみ自動アップデート

サーバーの公開を見越して、(SELinuxやfirewalldをそのままにしたのもそのため)セキュリティ関連のパッケージのみ自動アップデート出来るようにする。

# 先に yum.conf を編集して、カーネル等が自動でアップデートされないようにしておく。
$ sudo vi /etc/yum.conf
----
  [main]
  exclude=kernel* centos* xorg*  # [main]節にこの記述を追加
----
$ sudo yum -y install yum-cron

とおもったら、ホストの名前解決ができなくなった。(SELinuxをONにした後で再起動したので、その後から)最初の yum update の時は問題なかったのだが・・・

リポジトリのIPアドレスを別PCで調べて、IPで ping を打ったら疎通できたので、名前解決の問題。

/etc/resolv.conf をチェックしてみると、下記のように出る。何だこれは?

インストール時にホスト名につけた、ローカル用のドメイン名(と言っても、DNSサーバーも何も立ててないので、このドメインでは何も探せない)が表示されているというのは分かるが、search??nameserver でも無く??

----
# Generated by NetworkManager
search office-iwakiri-local.com
----

NetworkManager というのが自動で生成した記述のようで、それを切って解決したという事例も紹介されているが・・・そういう事してたんじゃ、新しく追加されたサービスなんかが理解できんままになるので、これも切らずに行く。

で、いろいろ調べて、下記のコマンドに行き着いた。

(参考サイト)

$ sudo setenforce 0 # SELinuxの影響で、"/etc/resolv.conf"の書き込みができなくなっていたので、一時的に切る。
$ sudo nmcli con mod enp4s0 ipv4.ignore-auto-dns yes  # これでDHCPで取得したDNSサーバーを参照しなくなる
$ sudo nmcli connection modify enp4s0 +ipv4.dns 8.8.8.8  # このアドレスはGoogleのDNSサーバーらしい
$ sudo systemctl restart NetworkManager
$ sudo setenforce 1

改めて、 yum-cron のインストールと設定を行う。

$ sudo yum -y install yum-cron
$ sudo vi /etc/yum/yum-cron.conf
----
  update_cmd = default
  ↓
  update_cmd = security  # こっちに変更

  apply_updates = no
  ↓
  apply_updates = yes  # yesに変更し、自動アップデートを有効に。
----
$ sudo service yum-cron start

 

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