カテゴリー: Linux

WIndows Subsystem for Linux

最近、WSL(Windows Subsystem for Linux)という言葉を耳にしたので、ちょいと入れてみることにした。Cygwin とか Mingw とはまた違って、Linux用のネイティブアプリをそのまま動かせるようになるらしい。なんせ、ストアから落とせるのが、Ubuntuなどのディストリビューションというくらいだから、言ってみれば、Windows上でLinuxがそのまま動いているようなもの。(多少制約はあるようだが) 1.WSLをオンにする WSLはWindowsの1機能として提供されているので、それをまずオンにする。 「アプリと機能」>「プログラムと機能」 ...

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Dockerで開発環境:COBOL編

最近流行りの言語も良いんだが、古い開発言語へのリスペクトも忘れちゃならない。と思う。AI関連で熱いPythonだって、プログラミング教育で注目のSwiftだって、いろんな開発言語での知見を踏まえて開発されたもんだしね。 というわけで、C/C++、アセンブラと来て、今度は実務では全く触ったことのないCOBOLにチャレンジ。 参考サイト https://postd.cc/3-open-source-projects-for-modern-cobol-development/ https://gist.github.com/up1/4967faea083439899f57...

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初号機 環境構築 その8 サービス・デーモン関係

現状の初号機と弐号機はCentOS7.6 のminimal でインストールしたものをベースに少しずつインストールをしていっているが、現時点でどれだけサービス/デーモンが上がっているか確認。 個別に見ていって、不要そうなものを切っていく。現状では、下記の43個が上がっている。minimalでインストールしたこともあってか、以前にCentOS 7.2でサーバー立てようとしたときと比べると、若干減っている。 $ systemctl list-units --type=service UNIT LOAD ACTIVE SUB ...

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初号機&弐号機 環境構築 その7 バックアップの定期実行

結局、仮想マシンへのリストアは断念したが、実機へのリストアは初号機も弐号機も出来たので、ひとまずmondo rescueはそのまま採用ということにして、今度はバックアップジョブをcronで定期実行させてみる。 で、mondo rescueのコマンドは sudo で実行していたんだが、こいつを cron に登録したら、実行ユーザーはどうなる?普段 sudo 経由で実行してるコマンドを cron で叩くのはどうやる? ということで、少し調べていたら、下記のような情報を発見。 「cron で sudo が必要なコマンドを実行したい」と思っているということは、あなたのアカウントは sud...

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Dockerで開発環境:アセンブラ編

事前にpullしていたAlpine Linuxのイメージを元に、アセンブラの開発環境を作ってみる。 参考:http://dqn.sakusakutto.jp/2011/05/hello-world.html Alpine Linuxでアセンブラをやる場合、YASMというのがあるらしい。 ちゃんとapkでインストールできるパッケージも用意されている。 とはいえ、yasmを入れても、アセンブリしてできるのはオブジェクトコードまでで、実行できるようにするには、ldコマンドでリンクしてやらんといかんらしい。で、そのldコマンドはgccを入れると使えるようになるらしい。 と...

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Dockerで開発環境:C/C++編

事前にpullしていたAlpine Linuxのイメージを元に、C/C++の開発環境を作ってみる。 Docker Hubのイメージに、gcc というのがあるので、それを使っても良いんだろうが、なんせ1GB超えのイメージなので、できるだけ軽量なのを使いたい。 ということで、Apline Linuxのイメージを元に作ってみる。 参考:https://qiita.com/Panda_Program/items/abbff0864fb65bdfe7d0 最低限やることといえば、素のAlpine Linuxに gcc と libc-dev を入れるくらい。 Dockerfi...

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初号機&弐号機 環境構築 その6 仮想マシンにリストア断念

前回の手順で、バックアップを取得するところまで出来たので、今度はリストアをしてみる。 いきなり実機にリストアする勇気はないので、isoをWindows機にコピーしてきて、仮想マシン(VirtualBox)で試してみる。 ただ、仮想マシンだとハードウェアの構成が違うので、autoでリストアは出来ず、いろいろと設定を変える必要がある。 1.VirtualBoxの設定 1.1.VirtualBoxを起動し、仮想マシンを新規作成 タイプは「Linux」、バージョンは「Linux 2.6 / 3.x / 4.x (64-bit)」を選択し、次へ。 メモリーサイズは...

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初号機&弐号機 環境構築 その5 バックアップ

その4の続き。3度目の正直で、今度こそバックアップ取るところまで行きます。 参考サイト https://www.a21-hp.com/wp/?p=8856 https://qiita.com/mozo/items/55574d7039bacfa8d8c8 https://www.maruweb.jp.net/wp/?p=1860 https://server-setting.info/debian/mondo-rescue-vm-restore.html https://server.etutsplus.com/yum-error-package-ker...

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Alpine Linux

https://qiita.com/tukiyo3/items/247f853c81bf00e82c11 Docker 使って、いろいろとMBPに環境を作ろうとしてるんだが、それで調べてると、とにかくAlpine Linuxが軽量という話がよく出てくる。いろいろ開発環境試して見るには良いかもしれない。 ってことで、素のAlpine Linuxのイメージ落としてきて、それをそのままコンテナで起動してみた。 まあ、とにかくイメージのpullの速いこと。 $ docker pull alpine $ docker run -itd --name alpine_test alpi...

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初号機&弐号機 環境構築 その4 HDD周り

その3の続き。ホントは、パーティション切ったり、バックアップ関係のソフト探したりしたかったんだが、その前段階としてその3のようにやってたら、時間もかかったし、記事も長くなったので、途中で分けました。 (参考サイト) https://qiita.com/aosho235/items/ad9a4764e77ba43c9d76 http://www.mikitechnica.com/30-snapshot-xfsdump.html https://qiita.com/iKenichi/items/102e1887c1f36d106c0d https://server...

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初号機&弐号機 環境構築 その3 HDD周り

(参考サイト) https://qiita.com/aosho235/items/ad9a4764e77ba43c9d76 1.接続されているディスクの確認 まずは、認識されているディスクを確認する。 lsblk というコマンドを使うと確認できるようだ。 まずは初号機。インストール時にうまくHDDを認識できてなかったので、SSDだけフォーマットして、そこにインストールしたが、現状HDDも認識されている。(sda、sdc、sdd、sdeがHDD) $ lsblk NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT ...

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初号機&弐号機 環境構築 その2 SSH関連

1.bash-completion 調べてると、これがあるとそこそこ便利そうなので、入れてみる。 systemctl コマンドを使う際に、サービスの名前をTABで補完できるようになるらしい。 $ sudo yum -y install bash-completion 2.SSH関連の設定 2.1. root の直ログイン、空パスワードの禁止 $ sudo vi /etc/ssh/sshd_config ---- #PermitRootLogin yes ↓ PermitRootLogin no # コメント解除し、no に変更。 #PermitEmpt...

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初号機&弐号機 環境構築 その1 インストール、sudo関連、yum関連

念の為断っておくが、「初号機」や「弐号機」ってのは、新世紀エヴァンゲリオン由来の呼び名だが、実はエヴァンゲリオンのことはよく知らない。(アメトーークや桜 稲垣早希のネタで見聞きしたことがあるレベル) なんとなくいい感じの名付け方だったので採用した次第。 2台ともインストールしただけで止まっているので、初期設定作業をしていく。 参考サイト https://www.rem-system.com/linux-first-setting/ https://qiita.com/emabust/items/eb0ece84e074cca8fef1 https...

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環境構築:初代メイン機 再Linux化

初代メイン機のスペック ミドルタワー型のケースを利用した、XP時代から使っていて、フリーランスになった当初から使っていた自作機。とりあえず、コイツは「初号機」ってことにしておく。 CPU:Core 2 Duo (型番は忘れた) メモリ:4GB(2GB×2) ストレージ:160GB SSD+320GB HDD+1TB HDD×3 なんか、余ってたHDD一通りぶち込みました、って感じの構成になっている。(いや、実際そうなんだけど) 方針 ディストリビューションは使い慣れているCentOSの最新版(2019.3時点では7.6) Linuxの勉強用+Do...

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環境構築:前メイン機Linux化

前メイン機のスペック キューブ型のケースを利用した、小型の自作機。便宜上「弐号機」ってことにしておく。 CPU:Core i5 2500 3.30Ghz メモリ:16GB ストレージ:240GB SSD+1TB HDD 方針 ディストリビューションは使い慣れているCentOSの最新版(2019.3時点では7.6) Linuxの勉強用+Dockerのホスト機として使うので、最小限でインストールして、必要なものは後から追加していくスタイルで。 1.事前準備 1.1.インストール用ISOの入手 最小限の構成で作っていくので、minimalの方の...

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ボロパソさようなら

独立当初に購入したASUSのEeePC、以前にLinuxMint化しようとして、挫折したブツだが、いい加減使いみちも無いので、処分しようと思う。 だが、処分する前にHDDを抹消しておかねばならない。 ということで、調べたら、「DESTROY」や「Wipe-Out」というソフトが見つかった。 解説を見る限りでは、Wipe-outのほうが良さげだったのだが、どうも配布元のサイトが閉鎖しているらしい。 ということで、Vectorでも配布している、「DESTROY」の方にした。 基本的には、下記のサイトの手順で行けるはずなのだが...

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ボロパソLinux化計画 その2

前回の記事で、LinuxMintをインストールするところまでは到達し、日本語入力を出来るようにする。 といっても、インストール時に参考にした下記サイトで手順は紹介されているので、特段ここでは触れなくても良いでしょう。 参考: http://linuxmintjp.jimdo.com/ で、このLinuxMintの立ち位置なのだが、要はクライアントPC向けのLinuxで、Ubuntuから派生したディストリビューションらしい。 基本GUIだし、最初からFirefoxやThunderbird、LibreOfficeやGIMPまで入ってる。 が、GUIベースで、最初からい...

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ボロパソLinux化計画

独立開業当初に購入してしばらく使っていた、EeePC 1016P(以降ボロパソ)だが、すっかり物置の肥やしとなっていた。 Windows 7 Starterが入っていたし、無償でWindows 10にアップグレードできるとの事だったので、試してみようとしたが・・・ 肥やしにしていたおかげで、Windows Updateが大量に必要で非常に時間を要す。 普段のメイン機では「ぼくんちのTV 別館」様にてチェックをしてからアップデートするところを、「どうせ人柱にするからエエか・・・」と、サボったおかげで、地雷を踏んでしまい、結局は工場出荷時に戻すこともできず・・・orz とい...

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