初号機&弐号機 環境構築 その2 SSH関連

1.bash-completion

調べてると、これがあるとそこそこ便利そうなので、入れてみる。 systemctl コマンドを使う際に、サービスの名前をTABで補完できるようになるらしい。

$ sudo yum -y install bash-completion

2.SSH関連の設定

2.1. root の直ログイン、空パスワードの禁止

$ sudo vi /etc/ssh/sshd_config
----
  #PermitRootLogin yes
  ↓
  PermitRootLogin no  # コメント解除し、no に変更。

  #PermitEmptyPasswords no
  ↓
  PermitEmptyPasswords no  # コメント解除。
----

2.2.鍵ペアを使った認証に変更

2.2.1.クライアント側での鍵ペア生成(TeraTerm使用)

  1. 『設定』 > 「SSH鍵生成(N)…」 のメニューを選択。
  2. 「TTSSH: 鍵生成」ダイアログボックスで、『鍵の種類』を選択し、『生成』ボタン押下
  3. パスフレーズを入力
  4. 『公開鍵の保存』ボタン押下
  5. 『秘密鍵の保存』ボタン押下

画像は以前作ったときのもの。なぜか、種類を「ECDSA-521」にしていたが、今回はRSAを選びました。

2.2.2.公開鍵ファイルをサーバーにアップ

  1. 『ファイル』 > 「SSH SCP」メニューを選択
  2. 「TTSSH: Secure File Copy」ダイアログボックスで、保存した公開鍵ファイルをサーバーにアップ
  3. $ mkdir .ssh && cat id_rsa.pub >> .ssh/authorized_keys  サーバー側で左記コマンドを実行し公開鍵情報を転記。

2.2.3.サーバー側での設定変更

$ sudo vi /etc/ssh/sshd_config
----
  PasswordAuthentication yes
  ↓
  PasswordAuthentication no
  PubkeyAuthentication yes  # コメント解除
----
$ chmod 700 .ssh
$ chmod 600 .ssh/authorized_keys
$ sudo systemctl restart sshd

これが出来たら、Teratermから接続確認。

  1. 『ファイル』 > 「新しい接続」 でTeratermの新規ターミナルを開く
  2. 「SSH認証」ダイアログボックスでユーザー名、パスワード、「プレインパスワードを使う」にチェックを入れて、「OK」ボタンを押下し、ログイン出来ないことを確認する。
  3. 『ファイル』 > 「新しい接続」 でTeratermの新規ターミナルを開く
  4. 「SSH認証」ダイアログボックスでユーザー名、秘密鍵生成時のパスフレーズを入力、「RSA/DSA/ECDSA/ED25519鍵を使う」にチェックを入れて、保存済みの秘密鍵ファイルを指定し、「OK」ボタン押下。

最初、.sshフォルダ等のパーミッションの設定を変えてない時に、認証が通らなかったのだが、パーミッションを変えるとうまく行った。一瞬、 SELinux を疑ったが、 SELinux は無実でした。 SELinux 様疑ってゴメンナサイ。

 

2.2.4.FileZillaに鍵ファイルの登録

  1. 「編集」>「設定」>「接続」>「SFTP」>「鍵ファイルの追加」
  2. 2.2.2の手順で作っていたファイルを選択して追加する。TeraTermで作ったRSA秘密鍵はそのままFilezillaでは使えないという情報もあったが、特に変換されることもなく、そのまま使えた。
  3. 「ファイル」>「サイトマネージャー」から新しいサイトを作成し、ユーザー名にCentOS側のユーザー名、鍵ファイルに上記で追加したファイルを選択し、接続。

 

タグ: #
コメントはまだありません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA