最近、 Youtubeで見た動画で、非常にためになりそうなモノがあった。
このチャンネルの動画はかなり腑に落ちる内容が多くて良く見ているのだが、90切りが視野に入ってきたところで、ズバリ刺さる動画だったので、そこで触れられていた、ラウンドの振り返り方を早速参考にしてみたいと思う。
1. 目標に何打足りなかったか?
この通り、96打だったので、目標スコアの89打までは7打足りなかったことになる。
2. 足りなかった打数はどこから捻出できたか?
ここで、ミスを振り返っていくのだが、振り返るべきミスには優先順位があるので、そこを間違わないように、というのが大事なポイント。
- 最も楽に修正できた1打
- お先にパットのミス
- 焦ってプレーを急いだ末のミス
- などなど、心構え次第でいくらでも防げたミス
- スイングのケアレスミス
- 普段は得意なはずのショットのミス
- 難易度は低いはずのシチュエーションでのミス
その際、記憶に残りやすい「ドラマチックミス」には囚われないようにしよう、というのが吉本コーチが強調していたポイント。そもそも難易度の高いショットにチャレンジしてのミスばかり改善しようとしても、中々成果は出ませんよ、と。
ただ、マネジメントのミス、というのは例示されてなかったので、吉本コーチ的にはどうなんだろ?
「90切りを目指すなら、目の前の一打に集中」ってなことを言われてたので、マネジメントどうこうは90切ってからのハナシってことになるのかな?
とはいえ、マネジメントのミスは考え方一つでいくらでも修正できることなので、あえて「楽に修正できた一打」にカウントしてみる。
ということで、ホールごとに、捻出できたスコアを振り返ってみたいと思う。
1番 504Y Par5(7打1パット)
楽に修正できた1打
- 3打目のアプローチミス
- グリーンセンターへパーオンでOKなのに、ピン方向へ打ち出し、ショートしてバンカー
- セカンドのレイアップで半端な距離を残したのがまずかった
スイングのケアレスミス
- バンカーからのホームラン
- グリーン奥からのアプローチでシャンク
結局は、3打目のアプローチでグリーンにさえ乗せておけば、悪くても3パットのボギーでは収まったはず。
2番 342Y Par4(4打2パット)
ここは特に縮められる要素なし。
3番 120Y Par3(3打2パット)
ここも特に縮められる要素なし。上段のピンに対して、下段につけてしまったので、よくパーを拾えた、というホール。
4番 505Y Par5(6打1パット)
楽に修正できた1打
- 特になし
スイングのケアレスミス
- 4打目のアプローチでチャックリ
ミスはあったとはいえ、5打目のアプローチで頑張ってボギーで凌げた。
5番 350Y Par4(4打1パット)
ここは特に縮められる要素なし。
6番 300Y Par4(4打1パット)
楽に修正できた1打
- 特になし
スイングのケアレスミス
- ティーショットのハーフトップ
ここは、アプローチがうまく行き、ティーショットのミスを取り返せたホール。
7番 431Y Par4(6打3パット)
楽に修正できた1打
- 2打目のレイアップで半端な距離残す
- 結局は、これが3打目のミス誘発。
スイングのケアレスミス
- 3打目のアプローチ。オンはしたが3パット必至の距離。
2打目で欲を出して、ちょっとでもグリーンの近くに・・・と思わなければ、ボギーは拾えた可能性が高い。
8番 170Y Par3(4打1パット)
楽に修正できた1打
- 特になし
スイングのケアレスミス
- ティーショットのチョロ
ただ、ティーショットがそれなりに打てていても、確実にパーが取れたかと言われると疑問。
9番 355Y Par4(6打2パット)
楽に修正できた1打
- 特になし
スイングのケアレスミス
- 2打目。ショートアイアンでトップ
- 3打目。ウェッジでハーフトップ
2打目・3打目のどちらかでもそれなりのショットであれば、ボギーでは収まっていたはず。
10番 128Y Par3(5打2パット)
楽に修正できた1打
- 2打目地点で救済を受けるときに遠慮せずにもうちょっといいライのところを選べたかも
スイングのケアレスミス
- ティーショットのハーフトップ
- 2打目でチャックリ
- 3打目は乗ったが大ショート
やりようによっては、ボギーは拾えたホール。
11番 474Y Par5(7打2パット)
楽に修正できた1打
- 特になし
スイングのケアレスミス
- ティーショットのOB
OBしたことを考えれば、よくダボで収められたホール。
12番 292Y Par4(5打2パット)
楽に修正できた1打
- 特になし
スイングのケアレスミス
- ティーショットのチョロ
- 2打目のトップ
ミスは続いたが、ボギーで収まったのなら及第点か。
13番 452Y Par5(6打3パット)
楽に修正できた1打
- 特になし
スイングのケアレスミス
- 4打目。ファーストパットが段登らず。
ただ、パターの距離感ミスも簡単に修正できたかと言われると疑問かも。段の違うパットが簡単なストロークってことは無いので。
14番 379Y Par4(5打2パット)
楽に修正できた1打
- 特になし
スイングのケアレスミス
- 2打目。左足上がりからシャンク気味
15番 170Y Par3(4打2パット)
楽に修正できた1打
- 特になし
スイングのケアレスミス
- ティーショットのチョロ
16番 350Y Par4(6打2パット)
楽に修正できた1打
- 特になし
スイングのケアレスミス
- ティーショットをアイアンでOB
17番 400Y Par4(7打2パット)
楽に修正できた1打
- 特になし
スイングのケアレスミス
- ティーショット。ドライバーでチョロ。
- 4打目のアプローチでチャックリしてバンカー
4打目のアプローチでとりあえずでも乗せておけば、ダボでは収められたホール。
18番 324Y Par4(7打2パット)
楽に修正できた1打
- 4打目。特ティからクラブ選択ミス。迷った末に大きめのクラブ選んで、案の定オーバー。
スイングのケアレスミス
- ティーショット。FWでOB。
迷った末のジャッジミスが「簡単に取り返せた1打」かと言われると微妙かも。
こうやって振り返ってみると、この日は「簡単に縮められた1打」だけでは90までにしかならない、という内容だったが、それもこれも、ティーショットの大きなミスが相変わらず多いのが原因。
明らかなミスのティーショットが半分の9ホールあったので、その時点で「やっとこさボギー」の展開になってしまっているのが厳しいところ。
ティーショットの確率については練習するしか無いとして、
レイアップで欲張って中途半端な距離を残さない
ってところが、心掛け次第で次のラウンドからでも出来そうなところか。
やっぱり、70%〜80%の加減で打つショットは難易度高いし、PW・49度・53度あたりでキッチリ振った方が気が楽だし。