WRC(世界ラリー選手権)の2007年シーズンは、ローブの4連覇で幕を閉じたわけだが、大阪モーターショーにもWRCに関連するようなクルマが数多く出品されていた。
その中でも、俄然注目したのが、来シーズンからのフル参戦を表明している、スズキのSX4ラリーカーである。
市販モデルはあまり好印象を持っていなかったのだが、WRカーを見てみると、結構迫力があって良い。さすがに1年目からポディウムに絡むのはなかなか難しいと思うが、長期的な視点を持って取り組んで欲しいものである。
来年の成績に期待したいクルマといえばこちら、スバルのインプレッサになるだろう。
なんせ、WRCで勝つために5ドアハッチバックという日本で支持されにくいレイアウトを採用したのだから、ぜひとも結果を残して欲しいところである。
さて、変わり種が1台。WRカーそのものでは無いのだが、シトロエンC4のローブモデルというものも出展されていた。
かつて三菱がトミ・マキネンを擁してWRCを席巻していたころに、ランエボのトミ・マキネンエディションが発売されていたが、そんな感じのモデルであろう。