NASの検討とストレージ関係棚卸し

MBPの購入の際に、ストレージをケチったので、結構ストレージ容量のやりくりに苦労をしている。

仕事で使うファイルはOneDriveやGithub、Azure DevOpsにあげているとはいえ、ある程度はローカルにも置いとかないといけないし、それで容量を食う。

あと、OneDriveのファイルオンデマンド機能を使いだしてから、空き容量の表示が当てにならなくなっている。

ということで、最近、ちょくちょくNASの情報やら、HDDケースの情報やらを集めているのだが、まだ決断には至っていない。

  • 容量は後から拡張できるようにしたい
  • 冗長化しておきたい
  • 自宅と事務所の両方からアクセスできればなおよし

となると、SynologyやQNAPあたりのNASキットにするか、CenturyあたりのHDDケースを買って、NAS化はおいおい考えるか、といったところが選択肢になってくる。

設定のお手軽さや、自宅/事務所両方でのアクセス、各種クラウドストレージとの同期のしやすさを考えれば、NASキットのほうが良いような気もするが、HDDケースと比べれば、やや割高。(当然だけど)

しかし、USB接続のHDDケースだと、クラウドストレージのMac側のローカル保存先として使えないんじゃないか?という情報もある。(そもそも、MacのOneDriveクライアントは、保存先変更できないし。)

Synologyなら、SHRという独自のRAID方式で、異サイズのHDDでも運用できるから、拡張性も高そうだ。

ということで、心はややSynologyのNASに傾いているが、まだ決断には至っていない。2ベイにするか4ベイにするか、その中でもどのモデルにするか、最初に用意しとくHDDはどの容量を何台にするか・・・

 

なので、決断を後押しするためにも、現在のストレージ環境を棚卸ししてみる。

事務所

  • 初号機:128GB SSD、320GB HDD、1TB HDD×3 = 3.5TB
  • 弐号機:256GB SSD、1TB HDD = 1.2TB
  • 参号機(メイン機):256GB SSD、2TB HDD、4TB HDD = 6.2TB
  • 外付けUSB HDD:3TB
  • その他、1TBと320GBのSATA HDD、置き物と化した500GBの古いNAS(故障していて使えない可能性大)

この中で、実際に使っているデータとしては、参号機の2TB HDDの中身くらいで、4TBのHDDは各種バックアップ置き場、3TBの外付けHDDは、初号機・弐号機に入っていたデータの退避先。

浮いているHDDが全部使えたとしたら、15.8TBほど、使えるストレージがあることになる。

 

自宅

  • MacBook Pro:128GB SSD
  • 外付けUSB HDD:320GB(TimeMachineの保存先)
  • 外付けUSB HDD:500GB(DockerやVirtualBox置き場。古いNASのバックアップ用に使っていたのでこれも古い)
  • TVの録画用HDD:2TB×2(うち1台に関しては、ほとんど使っていない。使ってる方に関しても、ここまで容量いるかは微妙)

この中で無いと困るのは、TimeMachineの保存先くらいで、基本的には無くなって困るデータは、OneDriveやGithub、Azure DevOpsにあがっている。

TVの録画用HDDに関しては、TVのほうが対応しているのなら、容量の小さい方のHDDと取り替えても良いかもしれない。

TV用のHDDが転用できなければ、自宅で使えるストレージは1TB弱。転用できれば、4TB程度まで使えることになる。

NASを導入するとしたら、下記のデータを放り込むことになる。

  1. MacBook ProのTimeMachine → 500GBあれば充分か。
  2. MacBook Pro用のDocker、VitualBoxで使う仮想ディスクイメージ → 数百GBあれば充分か。
  3. OneDriveやGithub、Azure DevOpsに上げているデータ → OneDriveが1TBあるので、1TB+α
  4. 事務所の4TB HDDの一部(参号機自身のバックアップ以外のもの) → 現状で500GB程度使用。増える可能性あり。
  5. 事務所の3TB HDDの一部(初号機・弐号機から退避したデータ) → 現状で2TB程度ディスクを使っているが、冗長なものを見直せば、減る可能性あり。

優先度が高いのは1、4で、2は余ってる容量でも妥協できる。これだけならNASには2TBあれば充分。

3はクラウド上と、事務所参号機のHDD、更にはバックアップもしているので、最悪NASには無くても構わない。NASにあげて同期を取れるのならば、MacBook ProからOneDriveはアンインストールできそうなので、MacBook Proのストレージに余裕ができる。

5は「もしかしたら使うかも」レベルのデータだが、そういうデータが必要になりそうなときに限って故障したりするから、バックアップがあるに越したことはない。

 

最低限度と考えれば2ベイのNASで充分だが、柔軟に拡張できることを考えたら4ベイを購入して2台HDDを購入して運用をスタートする。浮いているを突っ込めるなら突っ込んで、ちょっとだけNASの容量を増やす。といったあたりが現実的か。

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