結局、2009年のモーターショーはいけなかったのだが、そのときから気になっていたクルマが、いよいよ2010年2月にはデビューを迎える。
その名は、ホンダ・CR-Z である。
<2007年大阪モーターショーでの撮影>
若干、2007モデルからの変更はありそうだが、ほぼこのディメンジョンで出てくる。
ニッサン党の私だが、同時にコンパクトでキビキビ感のあるスポーツも嘱望している。
そんな私には強く惹かれるモデルである。
ただ燃費が良くて環境にやさしいだけのハイブリッドじゃない、スポーツ&GTの未来を切り開く可能性を秘めたクルマである。
ハイブリッドのシステムとしては、インサイトと同様のIMAシステムだが、排気量は1.5Lにアップされる。
また、特筆すべきは、6MTが設定されること。
クルマを操る愉しさはやはり、いろんなスポーツモードのATが出てはいるものの、MTにはかないっこない。6MTが設定されたのは、「車を操る愉しさを満喫して欲しい」という、開発者からのメッセージなのである。
さすがに、大人4人のフル乗車は厳しいが、一応4シーターで、ラゲッジもゴルフバッグ2個はいけるとのこと。
それでいて、価格は250万円前後というから、決して夢物語のクルマではない。
私自身は、当面ステージアで粘るつもりではいるが、シルビアの後継車が出れば欲しいという思いもある。いつまでたってもそっちが出なければ、CR-Zに浮気してしまうかも・・・