今年の3月に開通となった、阪神なんば線に乗って奈良に向かうことにした。
尼崎の駅は阪神なんば線に向けた改装が行われていて、本線と阪神なんば線との乗り換えの便が配慮された配線となっていた。4面6線となっていて、2番線と5番線は両側ホーム。
そこに本線の普通が止まっている間に、本線の急行と阪神なんば線の快速急行が立て続けにやってきて、普通電車の車内を通り抜けて本線と阪神なんば線が乗り換えられるようになっている。
12:43発の快速急行奈良行きに乗る。平日昼間は快速急行も阪神なんば線内は各駅停車となってしまうようなのだが、休日昼間は西九条までノンストップ。あっという間に西九条についてしまった。
西九条からはJR大阪環状線と安治川をオーバークロスして地下にもぐるのだが、騒音防止のためか、地下の直前まで高い防音壁に車窓が阻まれていてちょいと興ざめ。
新設区間は全列車が各駅に停車して、都合、西九条から鶴橋までは快速急行も全部の駅に止まる。とはいえ、そこからは奈良まで30分。
以前は尼崎から奈良と言うと、遠いイメージがあったのだが、一本のレールでつながると案外近いもんである。これで、随分と神戸~奈良の距離感が縮まった感じである。
ちなみに、個人的な感想だが、阪神なんば線の開通を一番よろこんでいるのは・・・近鉄奈良線沿線在住の阪神ファンじゃないかと思うわけである。
阪神タイガースのホームゲームは阪神甲子園球場。甲子園が使えないときは大阪ドームとなるわけだが、そこに近鉄奈良線から直通で行ける様になったのだから、こんなありがたいことは無いだろう。
これまでは、近鉄奈良線沿線から甲子園や大阪ドームに行こうと思ったら、最低でも2回は乗り換えないといけなかったんだから、直通or最悪でも、同一ホーム乗換えでいけるのは便利この上ない。
・・・なんだか、最後は乗りテツのブログなんだか、トラキチのブログなんだかわかんなくなっちゃいました。