Movable Type で作ったサイトのリニューアル案件しつつ、個人レッスンや営業活動もしつつなので、思考がとっちらかってしまいそうになるのだが、WordPress とも格闘している。
格闘していると言っても、案件を抱えているわけではなく、あくまでも『デモ用のサイト』として作っているだけなので、作業の優先順位は低くなるのだが・・・それでも、少しずつ手を加えていっている。
一旦、スタティックな HTML で作ってみたものをベースに、それを WordPress のテーマ化していってるといった具合。
デザインのセンスはともかくとして、だいぶ形にはなってきた。
まあ、慣れてしまえば WordPress でも Movable Type でも、サイトを作る手順はさして変わらないという感覚は得ているが、当然ながら出来上がるソースは全く別物。
以前、WordPress の勉強会に参加した時に雑談ででた話題なのだが、「Movable Type のサイトは HTML タグがわかってれば作れるけど、WordPress は PHP がわからないと・・・」という言葉が出ていたが、実際作ってみるとよく分かる。
これは動的なWebページを作る限り、昔から変わらないと思うのだが、HTML 文書の中にプログラムのソースコードが点在すると非常にメンテしづらいものになるという点。WordPress や PHP を使うとそういう傾向になりやすい、というだけの話で、昔あった(今もある?) ASP や JSP だってそういう傾向はあった。
それを改善して、文書の構造とプログラムのロジックを分離させてメンテしやすく、開発効率も良くしたいということで様々なフレームワークがあるわけだが Movable Type のほうがどちらかと言うと『フレームワーク』的な作り方がし易いので、ロジック部分は『テンプレートタグ』の中に押し込めて、極力 HTML 文書の中にプログラム的な要素が紛れ込まないようにできる・・・ということだろう。
まあ、まだ WordPress をそこまで深く触れていないのでなんとも言えないが、使いこなせば WordPress でもロジックを『テンプレートタグ』化することは可能だろう。
とりあえず、今日のところの雑感はここまで。