SEOには一般的に、内部SEOと外部SEOの二種類があると言われている。
読んで字の如しではあるが、内部SEOはサイト内部に関することで、コンテンツの品質に関わる部分、外部SEOは被リンクなど、外部のサイトに影響を受ける部分となる。
もちろん両方重要な要素ではあるのだが、外部SEOは自力でなんともならない部分もあるので、まずは内部をしっかり固めた方が良いとされている。
Googleのウェブマスターツールに登録したり、Googleのサイト運営に関するガイドラインを熟読するなどして、どのような構成のサイトが検索エンジンにとって魅力的に映るかを確認することが重要になる。
ただし、人間にとっても魅力的である必要性はもちろん高い。
検索エンジンにとって魅力的なサイトと人間にとって魅力的なサイトがより近いほうが、検索エンジンとしての品質が高くなるわけですからね。
そういう事情もあるので、一般論として、内部SEOは人間にも優しいと言われている。
いろいろやるべきことは多いのだが、広く認知されているのは以下の様なポイント。
- サイトのタイトル
- ドメイン名などURLのネーミング
- ディレクトリマップの作成
- サイトマップページの作成
- 検索エンジン向けサイトマップの作成(sitemap.xml、sitemap.txtなど)
- パンくずリストの作成
- URLの統一(命名基準の統一)
- キーワードの決定
- サイト説明文の決定
- タイトルタグ、見出しタグ、強調タグの最適化
- 画像タグの最適化
などなど。
外部SEOに関しては、自分のサイトの外側に対するアプローチがメインとなり、サイトの作り方だけでなんとかなるものではない。
例えば相互リンクなどがその最たる例で、相手がいることなので、対人コミュニケーション、組織対組織のコミュニケーションという要素が大きい。
とはいえ、検索順位に影響力のある要素には変わりないので、まずは内部SEOをしっかりと行った上で、被リンクを得るなどの外部SEOを行うのが良いと言われています。
なお、一時期は「SEOに有効!」との謳い文句でリンクを販売している業者もありましたが、検索エンジンからペナルティーを受けるリスクが高いです。現に、Googleのサイト運営に関するガイドラインでは禁止行為として言及されています。
リンクを貼りたくなる、紹介したくなるコンテンツを用意して置くのがやはり良いでしょう。
最近では、TwitterやSNSでつぶやかれたり、シェアされても、それは立派な被リンクになるので、その意味でも、興味を引くコンテンツをマメに発信することも大事でしょう。