先日、インストール途中で詰んでしまった、実機への CentOS Stream のインストールだが、その後、いろいろ試しても結局できずじまい。
“dvd1.iso”の方を落としてきて、ジョーシンで16GBのUSBメモリを買ってきた上で、rufus で ブータブルメディアを作っても同じところで落ちる。
ならばと、Stream ではなく、通常版の CentOS 8 の最新版イメージを使ってもダメと埒があかない。しかも、同じような事例の情報も皆無。
なので、三号機の CentOS Stream 化は断念。
ほかのディストリ試す必要があれば、DockerでもVirtual Boxでも手段はあることだし。
と自ら言ったことなので、実機にインストールするディストリビューションにあまり拘っても仕方ない。ということで、Ubuntu 20.04 LTS に乗り換えることにする。
ただし、雑誌の付録の方は “Desktop” の方なので、”Server” の iso をダウンロードしてきて、USBに焼いてみる。
CentOSの方は、9GBもあったが、Ubuntu Server のインストールisoは1GBちょっとなので、もともとあった方のUSBを使う。
・・・が、これでも、インストールがコケる。
ただ、Ubuntuの場合は、ストレージが云々というメッセージが出ているので、まだ多少は親切か。
しかし、ストレージの問題なら、雑誌付録のデスクトップ版Ubuntuでも同じようにコケそうなものだが…
改めて、雑誌付録のデスクトップ版Ubuntu 20.04 LTS をインストールしたところ、これはちゃんとできた。(初号機で使ってたSSDのLVMがちゃんと削除できておらず、そこだけフォーマット出来ずだったが…)
インストールの流れはこんな感じ。
1. 起動〜Install画面
ここでは、言語で”日本語”を選び、”ubuntuをインストール”を選ぶ。
2. キーボードの選択
「キーボードレイアウトの選択」の画面に移るので、”Japanese” – “Japanese” の組み合わせを選び、【続ける】
3. アップデートと他のソフトウェア
「通常」or「最小」は「最小」を選んでおく。オフィスソフトやらゲームやらはすぐには要らんし。
その他のオプションは「アップデートをダウンロードする」にチェックが入っているので、そのままの状態で【続ける】
4. インストールの種類
試しに入れた状態の Ubuntu 20.04 が入ったままの状態なので、併用するか削除するかを聞いてくる。
削除はするが、インストール先のパーティションなどを設定したいので、【それ以外】を選択して【続ける】
パーティションの設定画面に移ると、画面が見切れて操作に支障が出てしまう。
こういう場合は、[Super]キー(Winキー)とマウスドラッグで、画面を動かせるらしい。
https://kledgeb.blogspot.com/2018/04/ubuntu-1804-96-ubuntu.html
USBも含めて、全部で4つのストレージがあるので、以下のように割り振った。
- /dev/nvme0n1p1 (256GB M2 SSD)
- / (ルート)
- /dev/sda1 (1TB HDD)
- /data1
- /dev/sdb1 (2TB HDD)
- /data2
- /dev/sdc1 (128GB SSD)
- /ssd1
- ここに初号機で作ったLVMが残っていて、インストール時に手出しできなかった場所。インストール後にパーティション切りなおしたら問題なし。
- /dev/sdd1 (256GB SSD)
- /home
5. タイムゾーンの設定
「どこに住んでいますか?」という画面が出てくるが、要はタイムゾーンの設定なので、”Tokyo”を選択して【続ける】
6. 一般ユーザーの設定
[あなたの情報を入力してください]の画面で、通常使うユーザーの設定を行う。
ここで、ユーザーの表示名、ユーザー名、パスワード、コンピューター名を設定する。
あとは、しばし待って再起動。