【アーカイブ】乗りつぶし日記 その58 ~博多へ出張~

2013.1.25~27

 

今回は所用で博多へ。行きは山陽新幹線を乗りつぶし、帰りに山陽本線の未踏区間に乗る。
初日は普通に夕方まで仕事だったので、夕方の新幹線で博多入りする。
東京方面と違って、ぷらっとこだまのような公式の格安チケットがないので、チケット屋で回数券を購入。
冬の夕方なので、車窓は既に暗闇。が、そもそも新幹線で車窓は期待していないので、のんびりくつろがせてもらう。
到着後、天神のホテルへチェックインし、荷解きをしてから中洲の屋台へと繰り出す。屋台でラーメンとホルモンをいただき、初日は終了となる。
所用の本番は2日目の午後から。ということで、午前中は少しばかり乗りつぶしに繰り出す。
天神が拠点となるので、地下鉄に乗り、まずは空港線に乗り、姪浜へ。筑肥線も乗りたいところだったが、唐津まで行くと予定に間に合わないのでまたの機会とする。
路線は姪浜の直前で地下から効果に上がり、姪浜は2面4線の高架駅。
乗ってきたのは福岡市交通局の車両だったが、姪浜駅では真っ赤な顔した103系の唐津行が待っていた。
関西住まいなんで、未だに103系はおなじみの顔だが、同じ系列とは思えないくらい顔が違う。
むしろ、九州の103系は105系に雰囲気が近い。(顔の雰囲気だけだが)
姪浜からはバスを使い、七隈線の終点である橋本へ向かう。土曜日に姪浜から橋本駅へ向かおうとすると1日数本しかバスがないのだが、少し歩いていいならそれなりに本数があるようだった。(橋本バス停、橋本西バス停、木の葉モール等に行くバスに乗れば、橋本駅は十分徒歩圏内)
バスは5分ほど遅れてやってきた。これで25分ほど揺られ、少し歩いて橋本駅へ。あまりにも寒かったので、周りに目もくれず駅の中へ。
ここから天神南に戻ると、七隈線は全線踏破となる。
七隈線はリニア式のミニ地下鉄だが、なかなか小洒落たデザインだ。地下でみるべき車窓もないので、ウトウトしながら揺られて天神南に到着。
地下街を徒歩で天神駅まで移動し、今度は空港線で逆方向の終点を目指す。
空港まで移動したら、とんぼ返りで目的地の博多駅へ。ランチを済ませたらメインイベントである。
イベントが終わり、天神の宿でもう一泊した後、1日掛けて帰洛する。
一応、2プランほど考えていたが、寝坊してしまったので遅い方のプランしかなくなった。
ひとまず、天神からバスで博多に向かうが、いやはや博多のバス(というか西鉄バス)はもの凄い。
まさしくひっきりなしにバスが来るし、天神から博多ならワンコインの100円で済む。地下鉄よりも安い。
ただ、博多バスターミナルから鉄道への乗り換えが通路なども狭くて乗り換えづらいのがたまにキズか。
とりあえず、博多駅から東へ向かうが、時期的にも18切符という縛りはないので、京都までの乗車券をひとまず購入。ちょうどよい時間にソニックが来るようだったので、小倉まで乗ることにした。
500円の自由席特急券をあわせて購入し、9:57発のソニックに乗り込む。座れたが、9割方は席が埋まっていた。
+500円(2013年時点で)で乗れるなら、かなり気軽に乗れるだろうから、ちょっと急ぎたい人には良いだろう。
しかし、九州の鉄道は見ていて飽きない。特急から普通列車にいたるまで水戸岡デザインのオンパレード。
博多からはしばらく近郊路線の車窓が続くが、20分ほどするとやや山間部に入る。が、山間部も少しだけ。25分ほどで折尾に到着し、北九州の都市圏に入り、近郊路線の車窓に戻る。
わずか40分ほどで小倉に到着。わずか4分の乗り換えで、10:41発の下関行きに乗り、九州に別れを告げる。
しかし、小倉駅の8番線から2番線の乗り換えで4分はキツいです。
まあ、走ったかいあって、当初予定の「早い方」の列車に追いついた。ソニックに乗ったおかげもあるが。
小倉からは、門司のデッドセクションを越える関係で交直両用の国鉄型415系に乗り換える。
わずか15分程で下関に到着。あっさり本州上陸である。
下関での乗り換えは向かいのホーム。やたら長いホームに2連、4連の列車しかいないのは少々物悲しい。
9番線まであるホームだが、1面2線で事足りる本数しか走っていないのも然り。
下関で乗ったのは11:12発の岩国行。黄色い115系(いわゆる末期色)だったが、ボックスシートタイプで、ロングシートよりはマシだが、結構な長距離なので、転クロがほしいところ。
もっとも、115系には転クロにリニューアルされているモノもあるので、運が悪かっただけかもしれないが。(元々転クロの117系だっているし)
ひとまず、これで新山口まで行き、混雑具合や売店、食事処の具合を見てそのまま岩国まで行くかどうかを決める。
115系4連の車内はそこそこ人が多く、一部立ち客もいる。座れこそしたが、無人のボックスはなさそうだ。
車窓に特筆するものもなく、ウトウトしながら列車は東へ。
防府を過ぎ、次の富海までの僅かな間で海を拝めた。
結局、新山口は近くに売店のたぐいもなかったのでスルーし、徳山での10分停車を使って簡単な昼食を調達。
光の手前で海が見えたが、すぐに内陸へ。柳井港で再び海が近づき、岩国手前はでは見えたり見えなかったりが続く。
岩国での乗り換えはわずか2分とシビアで、同一ホームでなければアウト…だったが、流石にそこまで不親切なダイヤでは無いようで、同一ホームでの乗り換えとなった。
が、岩国で乗り換える列車は呉線に入ってしまうので、どこかでまた乗り換えねばならない。
調べてみると、大野浦で乗り換えると始発で岡山行があるようだったので、それに乗ることにした。
大野浦での乗り換えは別ホームで、案内刑事のたぐいも少なかったのだが、無事に乗り換え。
岩国からの列車はいずれも115系だったが、転クロ交換済みのリニューアル車だった。
岩国を過ぎても割りと海は近く、瀬戸内の車窓を楽しむことが出来た。期待していなかった、宮島の大鳥居も小さいながら見ることが出来た。
宮島をすぎると、また内陸よりに入ってしまうが、糸崎~尾道間で再び海岸近くへ。いわゆる「しまなみ海道」を見ることも出来る。
その先は線路も内陸へ。山陽本線で海が拝めるのは神戸市内(須磨付近)までお預けである。
流石に疲れたので、踏破済みの福山以東は新幹線でワープすることにした。
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