コロナ禍でなかなかラウンドに行けない時期が続いているのだが、セッティングを見直すいいタイミングと考え方を変えて、アイアンとウェッジの見直しを行った。
もともとのセッティングで一番満足しているのはアイアン&ウェッジなんだが、さすがにDG X-100は体力的にギリギリ。
とはいえ、藤本技工のマッスルバックのヘッドは非常に気に入っているので、リシャフトの方向で見直すことにした。
いつもお世話になっている工房でいろいろ試打クラブを借りて試した結果、N.S.PRO Modus3 Tour 105 の S で行くことにした。
スペックは下記の通り、振動数、重量を大幅にダウンさせたセッティングとなった。軽量化&ソフト化したんだが、DGから乗り換えても振り心地は違和感ない。
番手 | ロフト | ライ角 | レングス | バランス | 振動数 | 重量 |
5I | 26 | 61.5 | 38 1/8 → 38 3/8 | D1.1 → D1.2 | 333 → 310 | 434.6 → 411.1 |
6I | 30 | 62.0 | 37 5/8 → 37 7/8 | D1.1 → D1.3 | 340 → 317 | 442.1 → 418.0 |
7I | 34 | 62.5 | 37 1/8 → 37 3/8 | D1.2 → D1.5 | 345 → 323 | 447.9 → 424.7 |
8I | 38 | 63.0 | 36 5/8 → 36 7/8 | D1.2 → D1.6 | 351 → 330 | 454.7 → 430.9 |
9I | 42 | 63.5 | 36 1/8 → 36 3/8 | D1.1 → D1.7 | 360 → 337 | 462.0 → 438.0 |
PW | 46 | 64.0 | 35 5/8 → 35 7/8 | D1.3 → D1.8 | 367 → 345 | 469.3 → 445.2 |
まだレンジボールでしか打っていないので実際は分からないが、DGから乗り換えると、シャフトも軽くできる分、長くできるのでアイアンの飛距離も伸びる…との口コミが多い。
最近導入した、ユピテルのGST-7 BLEの測定値を見ている限りでは、さほど距離が伸びている気はしないが、前のセッティングでは測っていないので、実際にコースに出てどうなるかは未知数。
ただ、体への負担は確実に軽くなっているようで、練習に行っても自然と球数が増えているし、練習後の翌日の筋肉痛具合も軽減されている感じがする。
アイアンが決まったところで、立て続けにウェッジも見直し。特に58度は使用頻度も多く、溝もだいぶ減ってきていたので、完全に新調することにした。
これも工房でいくつか試打クラブを借りて、アプローチ練習場のある枚方の和幸カントリーで数回試してみた。
その結果、ロイヤルコレクションの SG-10 というモデルのウェッジを3本導入することにした。
粗研磨仕上げの見た目も特徴的で、ソールの形状、削りも結構直線的で、ソールが弾くんじゃないか?と思うくらいだったんだが・・・
いざ芝や砂の上から打ってみると、普通に構えても開いて構えても、非常に抜けが良くて打感もいいし、ちょっと芝の薄めのところからでもあまり気にせず打てた。
で、シャフトは N.S.PRO Modus3 Wedge 115 で、ちょい重めにして、以下のようなセッティングと相成った。なお、番手表記は便宜上。実際のクラブにはロフト角が刻印されている。
番手 | ロフト | バンス | ライ角 | レングス | バランス | 振動数 | 重量 |
GW(48度表記) | 49 | 5 | 64.0 | 35 7/8 | D1.3 | 344 | 459.7 |
AW(52度表記) | 53 | 7 | 64.5 | 35 5/8 | D1.4 | 346 | 464.3 |
SW(58度表記) | 57.5 | 10 | 65.0 | 35 4/8 | D1.5 | 344 | 465.5 |
以前はPWまでの流れと同じく、4度ピッチで 50 , 54 , 58 という組み合わせだったんだが、あいにく ロイコレの SG-10 には 54度の設定が無い。
が、「48度でもヘッドがアイアンとは別モンやし、シャフトが違えば、ちゃんと距離差は出るよ」とのクラフトマンからのアドバイスもあったので、3本体制にしたわけだが、うまい具合にロフトの誤差があるのをチョイスしてくれたようで、いい感じに収まってくれた。
とりあえず、アイアンとウェッジは決まったので、そろそろラウンドを解禁して、上の番手はそれから考えよう。