先日、引退した初号機から取り出した、計5台のストレージの状態をチェックする。
1. micron 128GB SSD
10年近く使っているはずだが、現状は特に問題ないようだ。
残り寿命が 96% と出ているので、まだ余裕はあるということだろう。当初のWindows XP 時代からついていたストレージではなく、あとから買い足したストレージではあるが、24時間365時間稼働ならば4.5年分使用したことになる。
もっとも、サーバーとして常時電源入れていたのはここ数年なので、それ以前は1日10時間・年間250日稼働くらいだと思う。
まだ正常だとはいえ、容量も考えれば、新規のマシンのメインドライブとして使うのは少々怖いので、テスト機に流用するのがせいぜいか。
2. Seagate Barracuda 320GB
一番古くから使っているドライブのはずだが・・・特に問題は無いようだ。
3. Seagate Barracuda 1.0TB
こっちのバラクーダはもうちょっと新しいやつ。12/2012 という記述があったので、2012年12月生産、ということだろう。
こっちも特に問題はなさそう。
4. HGST(日立) 1.0TB
これは結構古くて、JUL-2010 という記述があるので、2010年7月生産の品。10年は経過している。
「代替処理済みのセクタ数」でワーニングが出ているので、不良セクタ発生の疑いあり、ということか。
ただ、これでBIOSレベルでディスクが認識できないとか、OSが起動しない、というレベルではないだろう。
しかし、電源投入時の動作音が結構大きくなってるので、ちょっと怪しい兆候かも。
5. WD Green 1.0TB
となると、最後のこいつが不具合の原因か…とおもいきや、特に問題はなさそうだ。これも2012年12月生産だし、使用時間も似たような数字なので、1TBのバラクーダと同時に購入したものと思われる。
5台チェックしたが、認識すらしないとか、CrystalDiskInfoで「エラー」となっているディスクもなかった。
となると、初号機のOSが起動しなくなった原因は、ストレージではなく、マザーボードやS-ATAケーブルの不具合で、LVMを構成していた1TBのHDDのいずれかが認識できていなかったため…と考えるのが良さそうだ。
不良セクタの出ていそうな日立の1TBと、使いどころのなさそうなバラクーダの320GBは処分することになりそうだが、128GBのSSD、1.0TBバラクーダ、WD Greenはテスト機に使うなら流用もできそうだ。
参号機のCドライブバックアップ用が320GBしかないので、そっちに回す手もあるが…使用時間があまり嵩んで無いので、あえて使用時間が長いのに変えるのも危険か?
容量的には、参号機の320GBの方が古そうではあるが、たしか使わずに放置していた期間が結構あったような…