【アーカイブ】乗りつぶし日記 その55 ~東京出張3回目(その2)~

2012年8月5日

予定を終え、この日は18切符で帰路につく。

スタートは蒲田駅から。東京駅に向かい、中央快速線に乗り換え、中央線回りで京都に戻る行程である。
東海道線回りは・・・ロングシート王国、静岡がキツイのでパス。

予定より早くでられたので、早めの列車で移動する。東京駅でトイレに寄り、8:11発の中央特快・高尾ゆきに乗車。
当初予定よりは30分早い列車だが、このくらいなら高尾での待ち時間が増えるだけになりそうだが・・・

高尾では、9:27発の甲府行・115系の列車に乗り換え。
車窓は、高尾を出ると一気に山登りモードへ変わる。
山間を走るので、車窓の変化もあまりなく、トンネルも多い。
あと、115系のボックスシートが硬くて、座ってると痛い・・・ホント、JR東日本の電車って・・・

うとうとしていると、少し景色が開けて甲府盆地へ。山肌にぶどう畑もちらほら見える。
11:02、甲府駅到着。本来なら、ここでしばらく待ち、松本行の普通に乗り換えるのだが、臨時のホリデー快速ビューやまなしが後ろから追いかけてきていたようだ。
これはチェックしてなかった・・・東京駅8:11なら余裕で新宿で乗り換えれてたやん・・・(ー_ー;)
行けるのは小淵沢までなので、最終的には予定通りの松本行に乗ることにはなるのだが、時間を潰すなら甲府より小淵沢のほうがいいやということで、自由席に乗り込む。
やってきたのは、オール2階建て車両の215系。すし詰めならスルーしようとも思ったが、余裕で座れた。11:15甲府発。

小淵沢で当初予定の松本行に乗り換えることになるが、運が良ければ小海線のハイブリッド車両を見られるかも。
小淵沢には12:00に到着。どっと人が降りてくる。
甲府で余裕で座れたと言っても、そこは2階建て車両の10連。相当な人出である。
少しでも暑さから逃れようということか。(かくいう管理人もそのクチだが・・・)

乗車予定の松本行は12:39発。それまでの時間で撮影に勤しむ。運よく、ハイブリッド車両にも合うことが出来た。

おまけで、キハ110もパシャリ。

ついでに、115系も。

なお、小淵沢では結構な人数が小海線の方に流れていったが、松本行を待つ人も多い。
この列車は高尾からの列車なので、座れないかも・・・

一応座れたが、結構な人数である。この客がそのまま塩尻からの臨時快速に流れられると少々困ることになるのだが・・・

小淵沢を後にし、中央本線は長野県に突入。山の緑に囲まれて走る。
茅野からは乗客の出入りも多くなる。
上諏訪~下諏訪の間では諏訪湖も望むことが出来た。

いつの間にか、単線区間に入っていたようで、下諏訪では行き違い待ち。
岡谷で旧線と分岐する。飯田線方面の列車は岡谷からでていることが多いようで、JR東海の313系が止まっていた。
昔乗った時は119系だったが、きっと総とっかえされているのだろう。

地平を走る旧線をオーバークロスし、みどり湖周りの新鮮は複線のまま長大トンネルに突っ込む。
長いトンネルを抜けるとみどり湖に到着。
盆地の視界がひらけ、塩尻の街に近づく。
山間から旧線が表れて合流。更に、中央西線も合流し、塩尻駅へ到着。

塩尻駅での待ち時間で、駅の立ち食いそばをすする。汗をかきつつ真夏に温かいそば。
車内の冷房は夏の列車旅には有難いが、長距離乗ると冷えるので、温かい出汁が調度良い。
さすがにソバだけでは名古屋まで持たないので、売店でおにぎりを買い、ホームで名古屋行の列車を待つ。

新宿からのホリデー快速ビューやまなしは見逃していたが、塩尻からのナイスホリデー木曽路は予定に組み込んでいたので、それを待つ。
待つ間に、辰野方面の列車が止まっていたので、パシャリ。後から知ったが、このモハ123-1は、2013年春に引退したようだ。撮っといてよかった。

さて、ナイスホリデー木曽路だが、乗車口に長蛇の列・・・と言うのは見事に杞憂に終わって一安心。しばし、ホームをぶらぶらする。
温かいソバで軽く汗をかいたが、小淵沢程ではないものの塩尻駅にふく風も結構涼しく感じる。(まあ、基準が京都盆地なんで、地元の人間にとっては十分暑いのかもしれないが・・・)

発車5分前に列車が入線。JR東海の313系・転換クロス仕様。こいつは、JR西の221~225系と同等の乗り心地なので、長距離でもわりと楽ができる。
*管理人は乗ったことないが、同じ313でもロングシート仕様や、固定クロス仕様は乗り心地に難有りらしいが・・・

そこそこ乗客は多いが、早めにホームにスタンバイしていたので、余裕で座れた・・・が、近くにいた中高年の団体がやってきて、大声で「空いてるし、みんな呼んでくるわ」と言い出すもんだから、急いで別の車両に避難。のんびりゆったり移動したいのに、近くで井戸端会議やられるのは勘弁です。

そうこうしているうちに、列車は塩尻を発車。すぐに木曽谷へ突入する。
同じ『中央本線』の名を関していても、中央東線と中央西線では随分と趣が違う。
東に比べると、より谷筋を縫うような車窓で、すぐに木曽川と平行する。

中央西線の路線は、単線区間、複線区間が入り乱れて西へ。道中、中山道ぞいの宿場の名を残す役も多い。
現に、このナイスホリデー木曽路も、そういった宿場町巡りのニーズも取り入れた列車なのだろう。

塩尻で空腹も満たしたので、眠気も襲ってくるが、ウトウトしつつも木曽川の景色も楽しむ。
白味の強い巨岩と、グリーンの川面が印象に残る、私の好きな車窓の一つである。

16時前には中津川に到着。ずいぶん早く、名古屋近郊についた感じもするが、よくよく考えれば、名古屋はもっと先。
列車本数が増えるからそう感じるだけで、距離的には塩尻と名古屋の中間辺りでしかない。

名古屋へは定刻を少し過ぎて到着。中津川からがずいぶん長く感じた・・・。

名古屋で、東海道線に乗り換え、米原行きの列車に乗車。何だかんだで、中央線回りでも明るいうちに、米原まで戻ってくることが出来た。
もっとも、このナイスホリデー木曽路があるからこそ、中央線まわりで、途中の撮影や車窓を楽しむルートが組めたわけだが。

米原まで来てしまえば、慣れたアーバンネットワークの中である。
名古屋方面からの列車と京都方面行き新快速は同一ホーム乗り換え。しかも、米原から増結での12両だから、余裕で座れる。

東海道本線の中では、大垣~米原間がどうしてもボトルネックになるので、直通が少なかったり、本数が少ないながらも、こういった乗り継ぎの便が図られていると非常に助かる。

さすがに明るいうちに、とはならないが、余裕を持って京都に戻ってくることが出来ました。

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