星野 力 著(共立出版 1995年 )
はじめに
第1章 コンピュータの垂直世界ー予備知識ー
- アーキテクチャの定義
- ハードウェアの階層
- ソフトウェアの階層
第2章 ヴィクトリア朝の夢と挫折
- 19世紀という時代
- バベッジの生い立ち
- 階差機関
- プロジェクトの挫折
- 解析機関の着想
- 解析機関における発明
(コラム)
- アキュムレータ
- マイクロ命令
- コンピュータの定義とチューリングマシン
第3章 エイダ伝説とバベッジ
- いきさつ
- メナブレア記録
- エイダ訳注
- エイダ伝説とエイダの人生
- バベッジの人生の総括
- バベッジの夢に感染した人たち
第4章 百年の空白
- パンチカードシステム
- ツーゼによる先駆的開発
- エイケンとIBM
- ベル電話研究所での開発
- 電子計算方式の到来
- COLOSSUS
- アタナソフの物語
コラム
- しきい値論理と抵抗論理回路
- 引き放し法による割り算
第5章 ENIACと戦争の時代
- ENIACを証言する資料
- ENIAC開発の動機
- ENIACのアーキテクチャ
- ENIACのハードウェア
- ENIACはプログラム内蔵コンピュータ
- フォン・ノイマンとENIAC
- ENIACの稼働
- ENIACに影響した技術とENIACの革新性
コラム
- 微分解析機
- サブルーチン
第6章 プログラム内蔵方式とフォン・ノイマン
- EDVACに関する草稿
- 予備的報告書
- プログラム内蔵方式は誰の発明か?
- フォン・ノイマンとチューリング
コラム
- 水銀層遅延線メモリ
- 蓄積記憶管
第7章 汎用コンピュータの時代
- 汎用コンピュータ・アーキテクチャ
- フォン・ノイマンの明晰路線
- 実働するプログラム可変内蔵コンピュータの出現
- コンピュータ産業と汎用機の黄金時代
- 初心からの逸脱
コラム
- EDVACの2進加算機
- マイクロプログラミング方式
- インデックスレジスタとアドレス修飾
- キャッシュメモリとパイプライン制御
第8章 アタナソフ再登場
- ENIAC裁判
- ラーソン判決
- 証言・証拠
- 真相は何か?
- コンピュータ史の観点
- 後世への貢献
第9章 歴史における逆接(逆説?)
- ノイマン・アーキテクチャの逆接(逆説?)的誕生
- 歴史における逆接と状況
- 近未来と過去
- アーキテクチャの起源と現在
- 進歩年表
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#コンピューターサイエンス #歴史